西東京口腔ケアステーションが訪問している特別養護老人ホームの施設相談員様より、昨年末にとても嬉しい下記のメールが届きました。
「今年1年大変お世話になりました。積極的な口腔ケアやミールラウンドなどのお蔭で、2018年肺炎で入院する方はゼロ名でした。ご利用者にとっても、とても良いことです。これも、歯科医師様・歯科衛生士様がとても良いチームケアの成果だと思っています。ぜひ来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。」
150名の施設にて、高齢者の死因第3位である肺炎を一年間発症しなかったことは、たいへん素晴らしいことです。西東京口腔ケアステーションの目標である、「利用者様に寄り添うケアを常に目指し、口腔を通し、生活を支えることができるように知識・技術・心を持つ」という気持ちで、スタッフ一人ひとりが口腔ケアに臨んでいる事、そして口腔内の清掃だけではなく、65歳以上の肺炎は、ほとんどが誤嚥性肺炎と言われていますので、食事のとり方(摂食嚥下)にも、積極的にかかわる事により、安心安全な食事がとれることにより、成果につながったと考えております。しかし、この結果は私達口腔ケアステーションだけの成果ではなく、日常のケアをしている施設職員様の努力無しには達成出来ません。今後も施設職員の皆様と良好な連携をはかり、口腔衛生・口腔機能の管理を根拠に基づいた技術で、日々努力をしていきたいと思います。