今年の夏は、本当に暑くつらい夏でした。やっと秋らしく過ごしやすくなりましたが、これから夏の疲れが内臓に出てくる時期です。
患者さんの中にも、今年は特別で歯を磨くのも疲れるので、できなかったと言われる方が多くいらっしゃいました。その原因の一つが、洗面所にエアコンが無い、もしくは効かないということがあったようです。歯を磨いていて熱中症になったら困りますね。一つの解決策としては、一回の時間を短くして、回数を増やすこと、フロスや歯間ブラシをより上手に使うこと。もちろん、エアコンの効いた部屋で丁寧に磨くことなどが考えられます。
ただ、あまりこうしなければと考えるではなく、面倒だったり疲れるのだったら、止めても良いのです。ただ、どこかでそれを補うことを考えていただければと思います。歯磨きは、単なる歯磨きにとどまらず、元気でいるためのベースであると考えてもらうと良いと思います。食べることは元気のもとであり、食べるためにはお口の健康が良く保たれていることが必要なのです。