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2016.05.02

酸蝕歯

2016年も4か月が経ち、5月になりました。
今年のゴールデンウィークは、最大で10連休の大型連休となりました。

大型連休となると、旅先や実家などでお酒を飲む機会も多くなると思います
ので、ここでお酒を飲むことで与える歯への影響についてお話します。

ビールや酎ハイ、ワインなどを口に長い時間含んだままでいたり、ちびちび
ゆっくりと飲むことが多い方は少し注意が必要です。

酸蝕歯という言葉をご存知ですか?
上記のアルコール飲料などは歯を溶かしやすい酸性の飲み物になります。
酸蝕とは歯の再石灰サイクルのバランスを崩し、ミネラル分を溶けだした状
態にし続けてしまうことで、やがて歯のつやが消え、擦り減っていき、穴が
あいていってしまうことです。
これは虫歯とは違い細菌による影響ではないということです。

長時間口に含むのを控えたり、酸性の飲み物を飲んだ後に水やお茶などをの
んだりすることで予防することができます。
そのほかに大切なことは、酸性の物を食べた後は歯が溶けやすい状態になっ
ているので、30分間は歯磨きを控えたり、もし歯磨きをする際は研磨剤が入
っていなくてフッ素入りのものを使用することで予防することができます。

1本でも多く自分の歯を健康に保つためにも、皆さんも気を付けてください。

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