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2016.08.26

老化物質、虫歯進行にブレーキ 大阪大チーム発表

歯に蓄積された老化関連物質「AGE」の働きで、

年を取ると虫歯の進行が遅くなる。

こんな研究結果を大阪大の三浦次郎助教(総合歯科学)らのチームが

明らかにし、歯科専門誌電子版に8月15日発表した。

虫歯への耐性を強めているとみられ、チームは「加齢と虫歯の関係性の

解明や、AGEを利用する治療法開発につながる可能性がある」と

している。

 

*「AGE」とは、

  タンパク質の糖化により作られる物質で、多くの種類がある。

  加齢に伴って体内に蓄積され、老化に関与するほか、

  糖尿病や腎不全などを悪化させる物質として研究が進んでいる。

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