我が家の娘(8歳4か月)は、ただいま乳歯から永久歯へ萌出途中です。
上の中切歯(真中の歯2本)は、すき間が開いた状態で生え始めました。
歯並びは大丈夫かな?
我が子のこととなると、ちょっとしたことでも気になるものです。
ふと、学生時代に勉強したこんなことを思い出しました。
『みにくいあひるの子の時代』
調べ直してみました。
「みにくいあひるの子の時代」とは、
上顎中切歯と側切歯の萌出後、犬歯が放出するまでの間、正中離開がみられる。
この正中離開は、周囲骨の未発達に伴って起こる現象で、ハの字状に遠心傾斜
しているが、側切歯あるいは犬歯の萌出に伴ってこの正中離開は改善され、
自然治癒することが多い。
ちょっと専門的ですね。
つまり、小学校低学年から数年の間のことです。
前歯にすき間のある状態。隣在歯の萌出とともにすき間はなくなっていきます。
一見、異常のように見受けられますが、正常の発育過程の1つの現象です。
この萌出過程をアンデルセン童話にならって、
「みにくいあひるの子の時代」というのです。
成長すれば美しい白鳥(歯並び)になりますよ!
娘の中切歯(真中の歯)が生え始めて1年くらい経ちました。
まだ少しすき間はありますが、気にならない程度になってきました。
今は、このまま様子を見ていこうと思っています。
乳歯の生え変わりの時期や順番は、個人差がかなりあります。
気がかりなことがございましたら、当院へご相談ください。