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2017.01.16

乳歯から永久歯へ

我が家の娘(8歳4か月)は、ただいま乳歯から永久歯へ萌出途中です。

上の中切歯(真中の歯2本)は、すき間が開いた状態で生え始めました。

歯並びは大丈夫かな?

我が子のこととなると、ちょっとしたことでも気になるものです。

ふと、学生時代に勉強したこんなことを思い出しました。

『みにくいあひるの子の時代』

調べ直してみました。

「みにくいあひるの子の時代」とは、

上顎中切歯と側切歯の萌出後、犬歯が放出するまでの間、正中離開がみられる。

この正中離開は、周囲骨の未発達に伴って起こる現象で、ハの字状に遠心傾斜

しているが、側切歯あるいは犬歯の萌出に伴ってこの正中離開は改善され、

自然治癒することが多い。

 

ちょっと専門的ですね。

つまり、小学校低学年から数年の間のことです。

前歯にすき間のある状態。隣在歯の萌出とともにすき間はなくなっていきます。

一見、異常のように見受けられますが、正常の発育過程の1つの現象です。

この萌出過程をアンデルセン童話にならって、

「みにくいあひるの子の時代」というのです。

成長すれば美しい白鳥(歯並び)になりますよ!

娘の中切歯(真中の歯)が生え始めて1年くらい経ちました。

まだ少しすき間はありますが、気にならない程度になってきました。

今は、このまま様子を見ていこうと思っています。

 

乳歯の生え変わりの時期や順番は、個人差がかなりあります。

気がかりなことがございましたら、当院へご相談ください。

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